5月の新型インフルエンザ感染者数
2009年5月に国内初の新型インフルエンザ感染者が確認されました。国は、新型インフルエンザの国内侵入を水際で止めるために、空港での検疫を強化しました。しかし、高校生がバレーボールの試合を通じて、新型インフルエンザの感染が拡大したニュースが流れました。国内・海外ともに、高校生のような10代に感染の報告例が多く、専門家は「新型インフルエンザは、10代に特に影響を与えやすい性質があるかもしれない」と指摘しています。
この後、感染報告、感染疑いが続々と出て、学級閉鎖や休校、修学旅行などの延期や中止が起こりました。文部科学省のまとめによると、6府県の計4,464校が休校の措置をとり、観光庁のまとめでは、修学旅行の延期や中止が2,001校に上ったとあります。新型インフルエンザの流行により、観光客や修学旅行のキャンセルが続きました。こういった新型インフルエンザの流行による経済的損失も見逃せません。しかし、新型インフルエンザの感染拡大で、マスクやうがい薬などの需要が急増し、マスクが品切れ状態になったのが強く記憶に残っています。新型インフルエンザにより経済効果の出る側面もあります。
国立感染症研究所・感染症情報センターによれば、5月の新型インフルエンザの感染者数は、累計で352人。年齢別では、10代が279人と圧倒的に多く、年齢が高くなるにつれて、発生は減っています。高齢者の中には、新型インフルエンザの免疫を持つ人もいるようです。新型インフルエンザの多くは、兵庫県(184人)と大阪府(153人)で発生しており、その他の都府県でも発生が確認されています。
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